
「電気の施工管理への転職って大変なのか。」
「異業種から転職してうまくいくのか。」
電気工事施工会社への転職を検討する際に、こう考えたことがある方も多いと思います。そこで今回は、入社して7ヶ月目であり、現在は現場代理人として働いている佐藤にインタビューをしました。
そもそもどんな経緯で入社を決めたのか、入社後に大変だったことをどうやって乗り越えたのか、気になる点をまとめております。
なぜ幸信電気へ転職を決意したのか
ー佐藤さんはこれまではどんなキャリアを歩まれたのでしょうか?
前職は太陽光パネルのメンテナンスや保守、施工作業を行っていました。国や地方自治体の仕事だったので、仕事自体は面白かったのですが、市場において需要と供給がマッチしていない現状がありました。そこで今後のキャリアを考慮したところ、太陽光パネル以外の施工技術を身につけた方が良いと考え、転職を決意しました。
ー入社のきっかけを教えてください。
お話しした通り、太陽光パネル以外の施工技術を身につけたかったので、電気工事の施工管理職を募集している会社を数社受けました。幸信電気はその中の1つで、面接官は社長の本間でした。
数社面接した中で、幸信電気に決めた理由は主に2つです。
1つ目は、社内制度や福利厚生が揃っていて、会社としてしっかりしている印象を受けたことです。建設業界だと残業が多く、有給がなかなか取れないことも多いのですが、幸信電気の場合は、スマホで出退勤の時間を申請できて、やった分の残業代はしっかり払われる仕組みがあります。有給の申請もスマホからできて、会社として福利厚生についての考え方がしっかりしている印象を受けました。
2つ目は、キャリアプランが合致したところ。幸信電気の場合、官公庁、東京都、自治体など、公共施設の元請け工事がメインとなるので、電気工事の作業だけではなく、実地調査や図面作成、現場の指揮など様々な経験を通じてスキルアップができるのが魅力的でした。
初めての現場で大変だったことは
ー入社して最初の仕事はどんなお仕事だったのですか?
一番最初の仕事は、上司の南谷に同行して業務を行っていました。初めての現場なので、わからないことも多かったのですが、現場で上司や作業員さんに色々と相談をしながら、なんとか業務をこなしていきました。正直なところ、電気工事の現場はみんな忙しそうにしていて、返事があっても感覚的な表現でしか教えてくれないようなことも多くあるのですが、南谷の場合、こちらが伝えた意見に対して、明確に反応を返してくれるので非常にやりやすかったです。
ー現在はどんな仕事を行っているのでしょうか。
現場代理人として、初めての自分の名前が責任者として載る工事を担当しています。といっても、初めてなのでまだ小規模なのですが(受注金額は約1000万円規模。一人前になると1億円以上の規模の工事を任せられるようになる)。ちょうど工事が終わったところでして、現在は書類や図面を整えているフェーズです。社長の本間にアドバイスをもらいながら、しっかりと現場をおさめられるように頑張っているところです。
「経営者が現場のことを全く知らない」という話をよく聞きますが、本間の場合は現場とかなり距離が近いですし、経営側の意見と現場側の意見の両方を持っているので、とても参考になります。

ー入社して一番大変だったことを教えてください。
どこの現場でもそうだと思いますが、「今まで自分が持っていた知識・経験がない部分をどうやって補うのか」が最も大変でした。特に現場調査の部分や、現場にいるベテランの方が既に持っている「暗黙の了解」にはずいぶん悩まされました。
これらに関しては、コミュニケーションを綿密にすることが最も大切なのですが、みなさん職人気質で、忙しい現場が多いので、質問するのが難しかったりすることも多いです。
しかし入社してみて思ったのが、上司の南谷や、社長の本間はもちろん、様々な人たちがアドバイスをくれるので、こちらとしても質問しやすいですし、不信感なく業務に取り組めるので助かっています。
今後の目標は?
ー今後の目標に関して教えてください。
まずは今ある仕事をしっかりおさめること、会社が取ってきた仕事を的確に行うことに注力していきたいです。その後に段階を踏んで、もっと大きな仕事にも取り組んでいきたいと思っています。
そのためにも必要なのは資格ですね。現在は2級電気工事施工管理技士を目指しています。将来的には1級電気工事施工管理技士を取得して、数億単位の大規模な施工をどんどんこなしていきたいです。幸信電気の社内には、勉強に関する資料はたくさんありますし、受検費用、勉強会や講習の費用、資格手当などの資格手当などの福利厚生も整っているので、助かってます。
一緒に働きたいメンバー
電気施工の経験がある方でも嬉しいですが、「やり切る能力がある方」「忍耐力がある方」に来て欲しいですね。
正直なところ、この仕事には単に電気の技術者だけでなく、建設やそのほかの関係者などの色々な人を巻き込んでやることが多いです。多くの人が関係する分、電気施工のお仕事は様々な人を巻き込むことが重要になってきます。そこには必ずトラブルがありますし、納期通りにうまくいかないことも頻繁にあります。そのようなトラブルにもめげず、責任を持って頑張り切れる人に来て欲しいですね。
人の調整がたくさん必要なので、コミュニケーション能力が必要な仕事ですが、その分やりがいもありますし、今後のキャリアに繋がってくると思います。
ーインタビューありがとうございました!





