
「社内にベテランが多くて、30代若手施工管理職に案件担当者の順番が回ってこない」
「案件の担当者になったら忙しすぎて残業100時間越えをしてしまう…」
同期社員が多く在籍しているような大手企業であればまだしも、中堅・中小の施工管理会社で働いておられる技術者の方は、このように感じたことのある方はおられるのではないでしょうか?
今回は、そんな経緯で幸信電気に入社して3年目に入った30代の現場代理人、與那下に話を聞いてみました。
キャリアアップのために上京、でも思うとおりに行かず…
-與那下さんが最初に施工管理職になったキッカケを教えてください。
私は電気系の学校を卒業した後、地元の沖縄県で電気工事の職人として働いていました。
その後、20代半ばでキャリアアップのために上京し、東京都内の電気工事会社で施工管理職デビューしました。
所属していた会社ではとてもよくしてもらって、色々な案件を経験させてもらえました。
-5年程度、施工管理職として働いたんですよね。順調に経験を積めましたか?
若い人材が少ない会社だった分、いろいろな案件を経験させてもらいましたし、1級電気工事施工管理技士の資格も取得させてもらえました。
ですが、「キャリアプラン」の観点で見た時に不安がありました。在籍社員にベテランが多く、5年待っても自分が主担当をさせてもらえる案件が回ってこなかったんです。指導役の先輩も5~60代の人ばかりで、年代のギャップが大きかったです。そのため、自分で問題を抱え込んでしまうことが多く、残業も多めになってしまっていました。

転職活動の結果、複数内定を獲得!幸信電気を選んだのはなぜ?
-「キャリアプラン」を達成するのに、転職活動をすることにしたんですね。
その会社で頑張り続ける選択肢もありましたが、ちょうど2人目の子供が生まれることになり、残業時間の削減が急務になりました。我が家は共働きで、可能な限り妻に子育ての負担をかけ過ぎないようにしたかったんです。
ですので、「キャリア構築ができる体制が充実した会社」「残業時間を減らして子育てに参加がしやすくなる会社」を探すほかないと考えてました。
-その後、人材紹介エージェントの紹介も相まって、無事に3社から内定をもらえたんですよね。
はい。実は、内定をもらえた3社の中で幸信電気が一番会社規模が小さかったんですが、「採用専任の人事」がついている会社はこの3社の中で幸信電気だけでした。おかげで、気兼ねなく自分のキャリアプランと残業時間についての思いを素直に伝えることが出来、妻にもわかりやすく説明ができるような対話ができました。
また、これは入ってから思ったことなのですが、幸信電気の平均年齢は30代半ばで、自分と近い年齢の社員が多く在籍していました。これも他社には無かった特徴で、今では和気あいあいと、時に切磋琢磨しながらチームワークよく働くことが出来ていると感じています。
入社前に想定していたキャリアを積むことはできている?
-與那下さんも早いものでもう今年で幸信電気3年目です。これまでは上手くいっている?
これまで色々ありましたが、総じて上手くいっているんじゃないかなと思っています。
最初に配属された案件では、必要とされる業務知識の内容に追いつけずに上手く立ち回れないことがあったのですが、上手くいかないときには経営や人事、年の近い先輩社員も相談に乗ってくれました。最初に配属された新築の大規模案件で、自分の力の足りなさを実感できたことは、今になってみたらありがたい事だったなと思っています。
2件目からは、転職活動時から目的にしていた「自分がメイン担当者」となる案件を任せてもらえるようになりました。幸信電気では「出来ることしかやらせてもらえない」のではなく、「今の実力から少し背伸びして届く程度の案件を任せてもらえる」ので、案件を経るごとに自分が成長しているんだなと実感しています。現に、担当する案件が徐々に大きいものになってきているので、会社からも期待してもらっていることも実感できていいます。
☆與那下さんの担当している案件の推移
| 工事件名 | 受注金額 | 工期 | 入社~担当時期 |
| 都営住宅改修工事 | 0.7億円 | 7か月 | 入社9カ月後 |
| 都営住宅太陽光設備設置工事 | 1.1億円 | 9カ月 | 入社1年3カ月後 |
| 大型都立公園第二受変電設備設置工事 | 1.8億円 | 13カ月 | 入社2年後 (現在の担当) |
-これから先、どんな現場代理人になっていきたいですか?
いま、社内には30代でも何億円もの規模の大規模工事に取り組んでいる社員が何名かいますし、私も早くそういう案件にチャレンジできるようになりたいです。40歳になるまでに5~10億円規模の箱物案件を現場代理人としてやり遂げられるようになりたいです。
そのためには、今はまだ経験不足で後手後手になってしまっている段取りなどを改善して、スムーズな現場運営を心掛けたいと思っています。
仕事以外の時間の過ごし方について
-ちなみに、プライベートはどうですか?前よりも充実していますか?
それはもう(笑)
家族を連れてドライブに行ったり、旅行に行ったり。前の会社では7日間以上のまとまった休みは中々とれなかったので、そういった長期の連休を利用して、地元沖縄に家族を連れて帰省旅行に行けたりと、満喫出来ていると思います。子供たちに見せたかった沖縄の海や、私の故郷の島の自然、ハブとマングースのショーなんかも見せられて、嬉しく思ってます。
現場が忙しくないときには、出社前にスポーツジムに行って趣味の筋トレに興じることも出来ていますよ。朝ジムに行くと頭がすっきりして、1日気持ちよく働けます。
-いつも明るい與那下さんは、すっかり会社のムードメーカーです。いつも笑わせてくれてありがとう(笑)インタビューに答えてくれてありがとうございました。





