
世間一般では「けんせつ小町」「電工女子」といった呼称が定着してきていることもあり、建設業で働く女性がクローズアップされることが増えてきております。
幸信電気は性別を問わず求人募集をかけておりますが、2021/11現在、残念ながらまだ女性の技術者の方が在籍しておらず、技術者は男性のみの構成となっています。
今回の記事では、建設現場で起きやすい女性特有の問題点について触れながら、女性の雇用に関する幸信電気の考え方をお伝えしたいと思います。
【現場作業における女性の割合はまだ低い状況】
建設業における施工管理職のうち、女性の割合は3%程度となっており、令和元年度の電気工事施工管理技士資格の受験者の内、女性の合格率は1%台であったことから、電気業界で活躍したいと考えている女性比率がまだ低いというのが現状だと思われます。
しかしながら、建設に関わる事務系職員の約4割程度が女性だと言われており、一部では性別に左右されない環境があると言えます。
建設業界だから女性比率が低いのではなく、現場作業は男性の仕事という固定概念が女性比率を低くしている原因と考えています。
【建設現場で起こりうる問題】
「女性が少ない職場環境」が遠因となり、建設現場では以下のような問題が起こっています。
〇現場事務所内における男女別のフロア設計がなされていない(男女のトイレが共用、更衣室が無いなど)
〇セクハラ・パワハラ発言

【幸信電気の考え方】
上記のような状況を踏まえ、幸信電気としては以下のような対策を行っております。
〇現場事務所内で男女別のフロア設計をする(トイレ、更衣室の男女別の設置)
*公共工事において、申請すれば女性が従事する職場環境を整えられる制度があります
〇定例会議等の状況共有の場でトップからセクハラ・パワハラに対する注意喚起等の実施
〇万が一、セクハラ・パワハラ事案が発生した場合の行動規範
(会社トップが率先して問題解決にあたり、加害者が社員の場合には降格又は解雇、加害者が社外の場合には取引停止の措置を行います。)
現状では男性が多くを占める業界ではありますが、性別を問わず、仕事に対しての意欲がある人、夢を持っている人と一緒に働きたいと、幸信電気は考えています。そのために必要なことであれば、設備やルールの整備を推し進め、男女分け隔てなく有能な人材を集めていきたいと考えています。
更に実際に女性社員が社内にいて意見を出してくれる環境になれば、この改革もスピード感を持って進められると思いますし、業界全体の風潮に対する良い刺激を与える効果もあるのだと考えています。 女性でも建設現場で働けるのか?とご不安を持たれている方がおりましたら、是非一度、弊社人事部あてにお問い合わせください。







