
弊社が受注する案件は全てが公共事業における箱物建設工事の電気工事部分になります。
人材募集をする際には箱物建設工事の電気工事経験者はもちろん経験者採用になりますが、その他の電気工事経験がある方も合わせて、未経験者採用ではなく、経験者採用とすることがあります。その中でも、弊社には数名「太陽光設備の電気工事施工」を行っていた人材が少なくありません。
そこで、太陽光設備の電気工事施工を行っている方で、箱物建設の電気工事にキャリアチェンジをしたい方向けに、太陽光と箱物の違い、知っておいた方がよい心がけなどについてまとめてみました。

【施工場所の違いによる、業務環境の差異】
太陽光設備の施工にも多くの種類がありますが、弊社に在籍している元太陽光経験者に多いのは「野建て」の施工経験者です。野建ての場合、多くのケースで「山奥」「地価が高くないエリア」となることが多く、必然的に泊りがけや長期間出張での業務スタイルを取らざるをえません。
対して、弊社の場合ですと東京都内、特に足立区に特化した案件受注をしている為、遠方への長期出張などはまずありません。また、屋内案件が9割以上なので、天候に左右されることが少ないのも違いの一つです。
※実際、遠方出張によりお子さんや家族との時間が取り辛かった方が、弊社にご応募いただくケースが多いです。
【業務フローの違い】
太陽光設備の施工の多くは「土木→電気」の順番で行われ、元請けと下請けの関係性もシンプルです。電気の流れも、「パネル→パワコン→電力会社」と一貫しているので、一度慣れてしまえばさほど困ることはありません。
対して、箱物施工の場合は、例えば都立・区立の学校などであればエアコン、盤、ブレーカー、非常用装置、視聴覚室、放送設備などなど、関わる設備は多岐にわたります。また、施工の流れも建築と並行して動くので、現場に入った別業者との情報共有を密に行わなければならず、複雑性が比較的高いです。
また、昨年弊社に入社した太陽光経験者から応募を考えている方へのアドバイスとして「同じ電気の仕事でも、考えなければならないことが一気に増えて大変。スキルは多く身につくが、その分努力する覚悟を持って入社してきてほしい。」とのことでした。
太陽光設備の施工の経験があり、転職についてお考えの方がおられましたら、いつでも弊社人事部へご連絡ください。







