
弊社は公共事業の電気工事の受注に100%特化した電気工事会社です。
電気工事関連の仕事を探している方の中でも「公共工事」と「民間工事」の違いについて、明確にわかっていない方、知る機会のない方もおられるかもしれませんので、今回はその違いについて、ご説明いたします。
民間工事と公共工事の大まかな違いは以下の通りです。
【民間工事】
・工事発注者は民間の企業
・工事の目的は「工期をなるべく短くする」「コストを抑えて工事をする」を出すこと
【公共工事】
・工事発注者は「国」「特殊法人」「地方公共団体(都道府県、市区町村など)」
・工事の目的は「法令に基づいた施工をする」「質の高い工事をする」こと

では、実際に工事をする担当者から見ると、どんな違いがあるでしょうか?
実際に弊社の社員やご応募いただいたことのある候補者の方からは、以下のような意見がありました。
【工事をするときに感じた実際の違い】
※あくまでも、弊社が収集した個人の意見です。
①突貫工事の有無
◇公共工事◇
働き方改革法案などの影響を受けて、余裕を持った工期設定が求められており、そもそも休日出勤や時間外の工事が行い辛い仕組みになっている。基本的に突貫工事になることが少ない。
☐民間工事☐
発注者の希望に合わせて柔軟な仕様変更を求められるため、工期の最後は突貫工事になることがしばしば。
②コストについての考え方
◇公共工事◇
法律に基づいた統一されたルールのもとに公正に落札判断が下されるため、発注者その他の関係性によって金額が極端に左右されることはない。過去の実績も評価対象となるが、基本的にはコストダウンよりも質の高い工事を行うことに重きが置かれる。
☐民間工事☐
取引先との関係性や発注者との取引実績などによって受注金額が左右されることがある。利益を求める際には、工期圧縮やコストダウンによって働きかける手法が一般的。
しかしながら、違いがあるからといって、民間工事経験者の方が公共工事で活躍できないかと言えば、そんなことはありません。
根本的には同じ「建物や電気の工事をする」ことにはなんら変わりありません。
今まで数千万円単位の電気工事施工管理を行われたことのある方であれば、弊社では多くの場合、即戦力に近い形の待遇でお迎えすることが可能です。
ただし、工事発注者への資料作成や施工方法などで違いはありますので、入社してから覚えていただかなければならないことが数多くあります。
転職をご検討されている方で、公共工事に自分が適応できるかどうかご不安のある方がおられましたら、是非弊社人事部へ一度お問い合わせください。
※本記事に関する参考URL:https://www.oreyume.com/column/p-cat-02/6549/







