
「施工管理って、知識や技術が無いとできないんじゃないの?」
「建設業は休みがとり辛かったり、怖い人がいそうで不安…」
就職活動をしていく中で、とかく建設業となるとこのような不安を抱かれる方も多いと思います。そこで今回は、2023年に文系の4年制大学を卒業して新卒入社した石井にインタビューをしました。
在学中どんな就職活動をしていたのか、どんなキッカケで幸信電気に興味を持つようになったのか、就職活動中の学生さんたちに向けたアドバイスなどをまとめました。
入社1年目の仕事内容について
ー4月からこれまで、どんな仕事をしてきましたか?
私は大学生時代には政治経済を専攻していた文系学生だったので、そもそも電気や建設に関する知識はほとんどありませんでした。入社後の研修で電気の基礎や工事で使われる器具や材料の用語を教わって、先輩社員の現場の同行させてもらいながら少しずつ仕事の流れを覚えていきました。
ちゃんと自分が「現場の戦力になれた」と思えるようになったのは4~5カ月くらいしてから。第二種電気工事士の勉強をしながら、だんだんとできることが増えてきました。
オフィスにいるときは工事のスケジュール管理や施工図の修正をしたりしています。

現場に出た時には、工事記録として必要な写真撮影をしたり、自治体の監督員さんや各工事業者さんとの打合せに出たりしています。少しずつですが、幸信電気が「自分の居場所」だと思えるようになって、安心感を感じることができてきました。
ーどんな先輩に仕事を教わってきたんでしょうか?
これまでは「警察署の改修工事」「区立小学校の改修工事」に携わってきたのですが両方とも30代の先輩に教わってきました。建設業の平均年齢は40代半ばと、他の産業に比べて少し高めなのですが、幸信電気の平均年齢は37歳くらい。メンバーの内、20~30代が6割以上なので、思いのほか、若い先輩が多いなと感じています。同期の新入社員がいないので、漠然とした不安はありましたが、先輩方が気軽に話しかけてくれるので、過ごしやすいと感じています。
幸信電気を選んだ理由は?
ー石井さんはどんな就職活動をしてきたんですか?
実は、あまり大した活動はできていなかったなぁと感じてます。
というのも、大学がコロナ対策でリモート授業ばかりだったため、周りの学生の動いている様子が見えなかったんです。ひとまず、3月以降も求人情報は常に見るようにしていたのですが、総じて募集が少なくなる様子が見られなかったので、あまり焦ることなく学業とアルバイトに精を出してました。
しかしながら、気付いたころには10月を過ぎていて、たまたま実家の母から「そういえば、就職は決まった?」と聞かれて、漠然とした焦りを感じ、本格的に会社探しを始めました。
ー幸信電気にはどんなきっかけで出会ったんですか?
大企業や有名企業を受けるような学生と比べて、自分にはさほど明確な「武器」があるとは思っていませんでした。なので、「自分のやりたいこと」を追求するよりも「自分ができること」をキーにして企業探しをすることが、内定への近道だと考えていました。
大学1~2年生の時に、設計事務所でCADのアルバイトをしたことがあったので、漠然と「建設物」に関する仕事であれば役立てるのではないかと思い、ネット上で企業探しを続けていました。そうした中で、「openwork」という口コミサイトで幸信電気の会社情報を見つけたんです。
ーでも、幸信電気は新卒採用やってませんでしたよね?
※幸信電気が新卒採用を本格的に始めたのは2023年秋から。石井が4年生だった2022年にはまだ中途向け求人しか公開されていなかった。
そうですね(笑)でも、中途採用向けの企業の説明を見ていたら、何となくいいなぁと思って。
ダメ元で「気になる」ボタンを押しておいたんです。そしたら、数日後に幸信電気の人事の方から「一度面談してみますか?ウチ、新卒採用やってないんですけど(;^_^A」というお誘いを頂いて。
どうなるかわからなかったんですが、勇気を出して会社に伺ってみたんです。そしたら、就活のやり方や自己分析、選考スケジュールの傾向とか、ありとあらゆることを教えてもらって。持っていった履歴書にも添削を色々入れてもらった上、私に向いているであろう業界や新卒用アプリやサイトの説明もしてもらって(;^ω^)
なんだかんだで、2時間くらい話し込んでて。でも、その間幸信電気の会社説明は一切しなくて。
疑問に思って聞いてみたら、「あくまでも石井さんのための場として設けたので、まだ就活始めたばかりの人に変な色気を出して気に入られようとかは思ってません。でも、ある程度就活をしてみて、それでもまだウチに応募してみたいって思ってくれるならまた連絡ください。新卒採用やってないけど、できるかどうか社長に相談してみるよ。」と話してくれて。
自分の会社に入社しないかもしれない人に、こんなにまでしてくれるならば、きっと幸信電気ならばどんなポジションでも安心して働けるんじゃないかなって思えました。

ーあの時は私(人事)もびっくりしました。「新卒採用やってないのに」って思って(笑)
そうですね(笑)なんとなく、企業の人事の人は自社の利益を優先して話をするんだろうと思っていて。でも、自社の説明をせず、他社のことを逆に薦めたりしてくれるのは、本当に学生のために時間を割いてくれているんだなと感じられて、嬉しかったです。
ー自身のこれまでの社会人経験や、就職活動を通じてまだ見ぬ後輩にアドバイスを頂けますか?
そんなに多くの助言はできないかもしれないんですが、学生に対しては、企業の人と沢山話をしてもらいたいと思っています。どうしても、まだ社会人として働いたことが無いと「こんなこと聞いていいのかな?」と思いがちだと思います。でも、特に幸信電気の人事さんであれば、本当にどんなことでもなんでも答えてもらえます。納得ができるまで、何度でも質問していいと思います。
仕事以外の話もちょっと聞かせて
ーちょっと話は変わるけど、休日はどんなことしているのか教えてもらってもいい?
ほとんど寝ています(笑)結構、家の中のマイペースに過ごすのが好きで。朝起きて洗濯をして家事をして。合間時間に動画サブスクで映画やアニメをみたりして、ゆっくりと一人の時間を過ごしてます。
ーどこかに出かけたりはするの?
唯一趣味と言えるのがバイクですね(;^_^A
でも、そんなに遠出とかはしないです。なんとなく走って、一時期はとりあえず海まで走ってみたりするのが好きでした。
目的地は決めず、とりあえず走って風を感じて。そういうのが好きです。
ー幸信電気に入社して仕事をし始めたことで、何かプライベートの変化はあった?
商店街とか街中を歩いてると、店舗の中やビルの中、駅の照明や配線などが気になるようになってしまいました。勉強して知識を得られたことで、今まで見えていた街の景色が変わってきた感じがします。自分なりに、この変化は楽しいと思っています。
-最後に。石井さんにとって、幸信電気はどんなところですか?
私にとっては「居場所」です。
仕事って、生活するためには必要なこと。でも最初は何もわからなくて不安だらけで。
入社して半年程度が過ぎて、少しずつですが建設現場内で自分が役に立てているなっていう実感が得られるようになってきました。とはいえ、まだまだ先輩方に比べたらレベルが足りなくて。仕事を通じて「生きがい」「やりがい」を感じられるようなというよりも、今はただ、目の前の仕事で精一杯って感じです。
でも、幸信電気の先輩方はみんな、一つ一つの私の仕事をちゃんと見てくれています。上手くできたら褒めてもらえますし、感謝もしてもらえています。しっかりと一人の社員として、仲間として受け入れてもらえているのがわかるので、これからもこの場所で頑張っていきたいと思っています。
ーこれからも一緒に頑張ろうね!石井さん、ありがとうございました。





