電気工事会社では、施工管理職しか在籍していない会社が多くありますが、弊社は、施工管理職も職人さんも、どちらも正社員として在籍しています。

なぜ、職人さんを直接正社員雇用しているのか、主な理由は以下の3つに集約されます。
【高品質のノウハウの確保】
公共工事には地方自治体のニーズに応えられる高い品質が求められます。協力会社様との協業でも高い品質を確保することは可能ではありますが、確実に社内に高品質のノウハウを残し続ける為には、職人さんを自社で内包することが最も効果的です。

【高品質の施工実績を維持する】
公共工事を安定して受注し続ける為には、高いレベルの品質の工事実績を残し続けなければいけません。
「受け渡しの時に電気が通って動けばよいだろう」「とりあえず出来上がれば終わりだろう」という品質では、次の受注にはつながらず、事業が途絶えてしまいます。弊社が職人さんを直接雇用することは、事業運営を安定して行っていくためには重要な経営施策の一つなのです。

【施工管理職のサポート役】
また「自社の職長さん」は、施工管理職の社員にとっては、頼りになる存在でもあります。 社外の職長さんは業務区分で請負契約を結んだ上で業務を進めていくので、請負区分以外のことは携わってもらうことができません。しかし、同じ会社の社員なら職種が違っても「良いメンターとして」「話のしやすい有識者として」「現場代理人のサポート役として」の役割を期待することができます。

経験の浅い施工管理職には現場の進捗状況や施工方法の検討を共に行い、ベテランの施工管理職とは難工事を共に乗り切るための協力者となります。

「工事品質」「施工管理職のサポート役」ということが、弊社が職人さんを直接正社員雇用をする最も大きな理由です。
公共工事の施工をメイン事業に据えている幸信電気にとって、高い工事品質の維持が何よりの財産になるのです。