「残業が多くて転職活動する暇もない。。。」
「今は作業員だけど、将来を見据えて施工管理を覚えたい。」

転職を検討する方の中には、このように考えている方も多くおられるのではないかと思います。今回は弊社の中でも若手に属する30歳前後の現場代理人の一人である、山腰にインタビューしました。

最初の会社ではどんな苦労をしたのか、幸信電気で学んだ仕事のコツや考え方などをまとめました。

最初に入社した会社でつまづいてしまった

ー山腰さんが最初に入った会社のことを教えてください。

私は地元の北海道で技術系の専門学校を卒業し、そのまま上京して電気工事の会社に就職をしました。ですが、最初に入った会社がキツくて…。電気工事士として朝8時から夜11時くらいまで当たり前に働いていて。当時の自分はまだ20代なりたてだったので、「こんなものなのかな？」とは思いつつも、月の休みが数日しかない状況にだんだん嫌気がさしてきて。それで、転職先を決める前に退職をしました。

ーそれは辛かったですね。

今考えれば、その時の自分がまだ若くて、辛さを受け入れられなかったのかもしれません。辞めるにしても、転職先を決めてからの方が良かったのかな？とも思いました。

辞めた後は、「とにかく働かないと」という気持ちで転職活動を始めて、それで幸信電気の選考を受けたんです。

ー選考の時はどんな様子でしたか？

現代表の本間が面接官でした。私は電気工事士として働くつもりで面接に行ったのですが、本間からその場で「施工管理をやってみないか？」と勧められました。面接に来たその場で採用に前向きな回答をもらえたので、未経験の職種だったので迷ったのですが、学校でCADは少し触ったことがあったし、すぐに働けるならと思って、その場で入社を決めました。今思えば、スピード感をもって入社までの手続きを行えたのは嬉しかったですね。なるべく早く働きたかったので。

施工管理の仕事で大変だったことは

ーどのように施工管理の仕事を学んでいったんですか？

私はもう入社してから6年目になるんですが、入社1年目はとっても恵まれていたと思います。会社の中でも一番上の方の先輩（現在は60代の現場代理人）にとても丁寧に仕事を教わることが出来ました。年の差はありましたが、質問をすれば丁寧に答えてもらえましたし、同じ現場に40前後の職長さんがいて、その方も優しい方で話しやすくて。

2年目には初めて現場を任せてもらったのですが、その時はミスばっかりで、緊張や自信の無さがモロに出てしまってました。よくやってしまっていたのが、「2～3回、同じ質問をしてしまう（自分で学ぼうとする姿勢が足りてなかった）」「同じ現場にいる他の業者のことを何も調べていなかった」です。

今ならわかるんですが、基本的に現場の人はみんなコミュニケーションが大事だってことをわかってくれているので、話そうとすればみんな聞いてくれます。ただ、それが何回も続くと怒られることもあって…。現場を任されているからには電気以外のことにも目を配らなければいけないのに、自分の仕事の範囲だけのことを考えていたら当然工事は上手くいきません。

今では、工事に入る前に必ず電気以外の業者に早めにコンタクトをとって、現場内のルール作りの段階から自分が関わるように心がけています。何事も事前にしっかりと準備を進めていくのが大事だと思います。

ー現在はどんな仕事をしているのでしょうか。

都内のJV案件で、受注金額は10億円くらい。とても大きな現場を経験させてもらっているので、今後のためになると思っています。多分、私が一番社内の中でいい経験をさせてもらっているんじゃないかなと思ってます（笑）

残業時間のこと、休日の過ごし方は？

ー幸信電気に入って、残業時間のことは改善されましたか？

とても改善されたと思っています。この仕事をしている以上、どうしても工事の竣工時期などは休みが取れなかったりすることがあると思うのですが、幸信電気では年に多くても1回か2回なので。普段の業務の中で残業時間はある程度まで抑えられているので、これならずっとやっていけると思ってます。

ー休日はどんなことをして過ごしているのか、聞いてもいいですか？

これ、あんまり表に出していい情報かどうかわからないんですが（笑）休みの日はずっとゲームをやっています。対戦型のアクションゲームで、オンライン上でいろんな人と戦ってます。

新しいゲーム機が出るとすぐにチェックします。大体気になるものは発売されてから間もなく買ってますね（笑）

ーそれはすごいですね（笑）山腰さんにとって、ゲームって大事なんですか？

すごい大事です。。。ゲーム無しの人生は、多分、考えられないかな（笑）

だから、休日になるのが待ち遠しくて。仕事以外の時間は、なるべくゲームをしていたいですね。もしも新たに入社する人がゲーム好きなら、色々お話したいです。

今後の目標、目指すところは？

ー今後の目標はありますか？

正直なところ、あまり明確な目標は立てていなくて。なぜなら、今までの積み重ねがきちんと成果として積みあがっていけば、結果はついてくるし、きっと給料も上がっていくと思うんです。工事に携わっている中でも、色々なやり方を経験するのは嬉しいのですが、あまり「大きな工事をやり遂げたい！」とかっていう気持ちよりも、「施工図で書いた通りに試験結果がでるか」というところにこだわりたいです。

工事を一つ終えたら、また次の工事をやる。仲間が増えたら、その人と一緒に頑張って、工事に取り組む。今はそれで充分かなと思ってます。

ーとても楽しいお話でした。インタビューの対応、ありがとうございました！